FD-551R                                                                               FD-550P

・一度に大量処理（Max.10L）ができるのでセミプラント、パイロットプラントの予備実験が行なえます。
・乾燥棚は冷却と加熱の両方ができるので、試料容器を棚にセットするだけで予備凍結と凍結乾燥を行なえます。
・乾燥チャンバー内で予備凍結と凍結乾燥が行なえるので、室温の影響を受けにくく、良好な凍結乾燥が行なえます。
・棚温度異常上昇に対して安全装置が付いています。

棚式の特徴

棚は冷却、加熱とも熱媒体循環式です。ヒータ加熱方式・冷却配管方式に比べて、均一な温度分布が得られます。また、ヒータ部がありませんので、棚を水で洗浄しても漏電の心配はありません。

●試料を乗せた棚（FD-550P型）

FD-551R・550P型：レコーダ記録

 FD-551R・550P型は真空度、棚温度、試料温度が記録できます。中間プラント移行時の諸条件設定実験機としても使用できます。

●試料の温度、真空度推移

FD-550P型：プログラム運転機能

FD-550P型は試料に与える昇華潜熱をあらかじめプログラム設定することで、目的に合った適正なパラメーターを獲得できます。含水率や菌の生存率の確認に有効です。さらに、プログラムで乾燥時間を調節できるので、目的に合せて試料の結晶サイズを調整できます。また、プログラムに沿って凍結乾燥工程が進行するので、常に再現性の高い乾燥処理が行なえます。

●プログラム運転パターン