－28～160℃、個別温調、温度勾配機能付き。
合成プロセス効率化のため必要不可欠な装置。

           PPS-1511                                   PPS-2511                                   PPS-3511

パーソナル有機合成装置 ケミステーションは新規の反応や新触媒の開発、反応条件検討、スクリーニング、サンプル合成や中間体の合成など、合成プロセスの効率アップを実現する5連式の有機合成装置です。

• 温度設定が個別にできるので異なる温度条件で実験が一度に行なえます。
  
• 還流、ガス置換、加熱・冷却、撹拌機能を標準装備、医薬品開発、触媒開発、機能性素材などの開発に威力を発揮します。
• 温度調節範囲は－28～160℃（機種により異なります）と広範囲の制御が可能です。隣り合ったブロックはMax.150℃の温度差で設定できます。
  
• 操作性の改善された冷却カートリッジは左右両方向から挿入できます。
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• 上昇・下降どちらの勾配制御も可能です。反応開始温度まで緩やかに昇温でき結晶化のためにゆっくり冷却できます。
• オプションのテフロン®キャップ、アルミブロックなどの追加購入により合成スケールの変更が可能です。
• 強力還流（リフラックス）試験管に接触する還流ブロックを装備。
  
• 冷却水循環装置によって冷却された還流ブロックは試験管上部を冷却しますので、反応溶媒ベーパーは十分にリフラックスされます。リフラックス効率が高いので長時間にわたる反応実験も可能です。

LEDライトにより前面の反応観察窓から試験管中の反応進行状況（色、反応状況、撹拌力など）の観察ができます。

• ガス置換による不活性条件下の反応が可能です。
    試験管上部のテフロン®キャップのガス導入ラインに真空引きラインとイナートガス導入ラインの切替バルブを装備。試験管内の脱酸素、脱水分操作が簡単に行え、雰囲気をイナートガスで置換できます。試験管上部を微開すればガスフロー条件下での反応も行えます。
• 撹拌は結晶化を考慮した低速撹拌や懸濁反応も可能です。
• 電気部はエアパージにより可燃性・腐食性雰囲気の侵入を抑えることができます。
• 万一、試験管が割れても露受けトレイ（テフロン®製）が装置を守ります。
  
  
  
  
  
  
• 二重チャンバーはアルミブロックの結露防止と試験管の破損時の飛散から守ります。
  
• セプタム、ピペッティングにより試薬を添加できます。
  共通摺合せ付試薬の添加方式は、シリンジによりセプタムを貫通して注入、不活性ガス気流下でピペッティングが可能です。共通摺合せ（TS15/25）付きですので、お手持ちのガラス器具が使用できます。滴下ロートを使用して滴下実験（不活性ガス気流下でも可能）が行えます。

※性能は室温20℃、定格電源電圧、無負荷、冷却水循環装置(冷却能力330W 、at-30℃)使用時での値です。
※室温以下の温調または還流を行なうには、冷却水循環装置(CCA-1112A・CA-1116A・1330型)との接続が必要です。
※隣接するブロック間では、設定温度は一定の条件内に限定されることがあります。
※ガス置換を行なうにはテフロン®キャップが必要です。※温調・撹拌部は全機種共用可能です。
※付属品
テフロン®キャップ：セプタム(×5)、三方コック(×2)、配管部品(一式)
アルミブロック：試験管(×10)、撹拌子(×5)
温調・撹拌部：CE変換アダプタ(×1)、ヒューズ(×2)

 ※すでに従来機種のPPS型シリーズをお持ちのお客様は、温調・撹拌部（PPS-CTRL1型）の追加購入でPPS-1511・2511・3511型にモデルチェンジが可能です。従来のPPS型でご使用の反応容器やアルミブロックをご使用になれます。