低温・恒温水循環装置(チラー)|冷却水循環装置

Low Temp. Circulation Bath

冷却水循環装置 (クールエース)

CA-1113型

スリムながらエバポレーター2台へ冷水循環


 

スマートな省スペースタイプで、循環ノズルの向きも360°回転できるのでシステム製品の配置が楽に行なえます。エバポレーターシステム全体をダウンサイジングして、研究室のスペースを有効に活用できます。
  • 水系試料の場合には、アスピレーターとエバポレーター(N-1300・1210B型シリーズ、試料フラスコ1L)各2台に接続できます。
  • 溶媒系試料の場合には、溶媒回収ユニットとエバポレーター(N-1300・1210B型シリーズ、試料フラスコ1L)各2台に接続できます。
揺れなどの衝撃をやわらげる耐震補助金具を標準で用意しました。

細部まで使いやすい設計

  •  循環ノズルの向きが自由に変えられます。
  •  低温での液循環時の着露による水滴をノズル部のトレイで受けます。
  • トレイを深くし溢れ出す前に結露用ドレンにより排水できます。



場所を取らないスリムタイプ

  • 実験台横ドラフトチャンバーの横にすっきり設置できます。 1Lロータリーエバポレーターは並列で2台まで接続可能です。

室温が高くても低温冷却水を供給

  •  室温35℃で、ロータリーエバポレーター2台並列で循環させても、安定した冷却水を供給します。

槽内の温度変化



両側面どちらでも設置可能

  •  実験台横に設置する際、CA-1113型は左側面、右側面のどちらかを完全に塞いでも、冷却能力の低下はありません。 また、装置の左右いずれからでもドレインできます。(工場出荷時は向かって右側面にドレン口を設けています。)

仕様

型式 CA-1113
製品コードNo. 219960
価格(税別) ¥279,000
製品名 冷却水循環装置(チラー)クールエース

 

循環方法 密閉系向循環
温度調節範囲 -20~20℃(ヒータなし)
温度調節精度 ±2℃
冷却能力at10℃ 850 W(731 kcal/h)
冷却能力at-10℃ 500 W(430 kcal/h)
外部循環能力 最大流量14/16 L/min、最大揚程9.5/13 m(50/60 Hz)
温度制御 冷凍機ON-OFF制御
温度設定・表示 シートキー入力・デジタル表示、最小桁1℃
安全機能 冷凍機高圧圧力スイッチ、オーバーロードリレー保持回路、冷凍機保護タイマー、温度調節器自己診断機能、循環ポンプサーマルプロテクタ、漏電・過電流ブレーカ
冷凍機・冷媒 空冷式 出力650 W・R407 C
循環ポンプ 最大流量27/31 L/min、最大揚程9.5/13 m(50/60Hz)
冷却コイル ステンレス
外部循環ノズル 吐出口戻り口共 外径11 mmホース口
水槽材質・寸法(mm)・容量 ステンレス・154 W×223 D×230 H・7.9 L
使用周囲温度範囲 5~35℃
外寸法(mm) 232 W×497 D×835(868) H
重量 約40 kg
電源入力 11 A 1.1 KVA
定格電源 AC100 50/60 Hz
         
         
         
         

 

ノンフロン小型低温水循環装置(クールエース)

         
         

 

低温恒温水槽 ユニエースバス

 
         
         

 

※性能は室温20℃、上水、定格電源電圧、50Hz、無負荷時での値です。
※冷却能力は表示能力の±5%です。※外部循環能力は表示能力の±10%です。
※ 液温を10℃以下に設定する場合は、低温用熱媒体を使用してく
ださい。
※( )内の寸法は突起物を含みます。
※純水は使用できません。

データ

  • 冷却能力曲線

  • 外部循環能力曲線

オプション

ワンタッチカップリング


チューブ配管同士をワンタッチで接続できるコネクタです。配管の取り付け・取外しが簡単に行なえます。

名前:ワンタッチカップリング
製品コード:No.222090
価格(税別):¥13,000

流量ストップバルブ

 

循環流量の調節ができます。

名前:流量ストップバルブ Rc3/8
製品コード:No.182460
価格(税別):¥23,000

Ptネジ口


金属配管を接続する場合にご使用ください。

※流量調節バルブは付いていません。

名前:Ptネジ口
製品コード:No.216450
価格(税別):¥16,000

エアフィルター (サイズ 600×150 厚さ3.6mm)

名前:フィルター
製品コード:No.223100
価格(税別):¥6,400

循環ノズル

型式 A-1 A-2 A-3
製品コードNo. 113110 113120 113130
価格(税別) ¥2,500 ¥2,800 ¥2,500
品 名

循環ノズルA

循環ノズルA

循環ノズルA

ノズル径(mm) 外径10.5R3/8 外径13.5R3/8 外径16.0R3/8

保冷ホースセット(適用温度-30~80℃)

製品コードNo. 価格(税別)
112690  
112700 ¥7,600
174420 ¥19,100
113280 ¥5,900
143330 ¥12,600
174440 ¥28,200
113290 ¥6,400
143340 ¥12,900
174460 ¥31,100
チューブ内径(mm) 長さ(m)
9.0 1
2
5
12.0 1
2
5
15.0 1
2
5

関連製品

製品名 ロータリーエバポレーター
型式 N-1300E・V・S型 製品詳細リンク
型式 N-1210BV・BS・BT型 製品詳細リンク
 
製品名 溶媒回収ユニット
型式 DPE型シリーズ 製品詳細リンク
 
製品名 真空制御ユニット
型式 NVC-3000型 製品詳細リンク

 

Q & A

Q1

エバポレーターで飛ばす溶媒の種類により、必要な冷却能力はどの程度なのか、計算式や一覧表のようなものはないですか?

A1

飛ばす溶媒の蒸発潜熱(kcal/kg)と、その溶媒のエバポレーターでの蒸発量がわかれば、概算で導き出せます。

蒸発量(L/h)=(蒸留水の蒸発量(L/h)×蒸留水の蒸発潜熱)/試料の蒸発潜熱 ×(蒸発水の密度(g/cm3)/試料の密度(g/cm3))・・・計算式1
で導き出せます。蒸留水の蒸発量は、ご使用のエバポレーターのカタログ仕様欄やデータから導き出せます。

エバポレーターのクーラー部で溶媒を凝縮させるのに必要な冷却能力は、
冷却能力(kcal/h)=計算式1×試料の蒸発潜熱(kcal/kg)・・・計算式2
より導き出せます。
ただ計算式2の数値は、100%の熱交換をおこなった際の理論値ですので、実際は配管やクーラーでの熱ロスを考慮し、1.2~1.3倍(配管長が長い、配管が断熱されていない等の場合は、1.7~2倍)の安全率を計算式2に掛けてください。

Q2

CA-1113型はエバポレーター専用機とのことだが、エバポレーター以外の用途には全く使用不可なのですか?

A2

全くというわけではありません。設置スペース、冷却能力さえ適合すれば使用できます。
エバポレーター専用機としての理由は、
・CA-1112型との差別化のため。(冷却能力はCA-1112型の約2/3です)
・凝縮器面積はCA-1112型より小さいため、液温が25℃を超える系で連続運転されると、冷凍機オーバーロードがかかりやすくなるため。
主な理由は上記2点です。

 

お問合せ

製品のご相談やお見積り、デモ機の貸出、カタログ請求を受付ております。
お気軽にお問合せください。

メルマガ登録

新製品やキャンペーン情報などお得な情報をお届けします。