通信機能により、システム周辺機器のコントロールが可能に
- 4.3インチカラーTFT液晶を搭載しています。運転状況（設定、測定値）を一括で確認できるシステムデータ一覧表示、制御の進捗状況を確認できるグラフ画面、圧力や運転状況を確認できる通常画面など使用状況に合せて見やすい表示です。
- オート(自動制御)モードでは、スタートキーを押すだけで溶媒の初期沸点検出から、適正真空度による自動運転が可能です。さらに、オプションのベーパー温度センサを使用することで、難しかった混合溶媒の自動運転も可能になります。
- マニュアル(定値制御)モードは、圧力設定は常時変更可能なので、運転中でも濃縮状態を確認しながら任意に圧力変更が可能です。
- プログラム(勾配制御)モードは、環境規制溶媒を含む代表的な溶媒、55種類のプログラムを登録しています。さらに、任意で10種類の新規プログラムを登録可能です。
- ステッププログラムモードは、圧力コントローラーとして使用できるステッププログラム機能です。1プログラムにつき99ステップの下降・上昇勾配、定値制御、減圧、大気開放の組合せが可能です。保存可能なプログラム数は5プログラムです。（ステッププログラム制御）
各制御モード
- MANUAL(定値制御)モード
- AUTO(自動制御)モード
- PROGRAM(勾配制御)モード
- STEP PROGRAMモード
真空コントローラーによるエバポレーターシステムの制御
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エバポレーターシステムを構築する際に、真空コントローラー NVC-3000型とシステム周辺機器(通信機能装備)を組合せることで、各装置が連動するシステムの構築が可能です。真空コントローラーで｢システムの運転開始/運転停止｣、｢設定内容の変更（NVC-3000型） ｣、｢測定値の確認｣、｢アラーム発生時の緊急停止｣などの制御が可能になります。
研究の効率化に貢献
｢システムの運転開始/運転停止｣
操作部のRun/Stopを押すだけで、システム周辺機器の運転開始/運転停止が行なえます。
研究時の安全性が向上
｢アラーム発生時の緊急停止｣
システム周辺機器にアラームが発生した場合、システム全体が自動停止します。
運転状況のモニタリング
｢測定値の確認｣
パソコンとの接続でシステム周辺機器のモニタリングや進捗状況の確認が行なえます。
温度･圧力･回転数の確認、装置の運転開始/停止の操作をパソコンから行なうこともできます。
(専用ソフトウェアのインストール必須)真空コントローラーNVC-3000型、溶媒回収ユニットDPE-1150・2150型、DPE-1250B・C・D・E型用専用ソフトウェア
①専用ソフトウェアを下記からダウンロードしてください。
setu p_NVC3000Monitor.zip (v113_18/11/09)
②ダウンロードした圧縮ファイルを適宜な位置で解凍してください。セットアップディスクフォルダが作成され、その中に複数のファイルが解凍されます。
③解凍された「セットアップディスク」内の「インストール説明書.pdf」を参考に、ソフトウェアのインストールを行なってください。対応OS:Windows XP(SP1)～Windows 10搭載パソコン
※ソフトウェアのバージョンがVer4.00以上である必要があります。起動時の画面にてご確認ください。
通信機器を搭載したシステム周辺機器との接続フロー
01
ロータリーエバポレーター
N-1300E･V･S型
N-1210BV･S･T型04
真空コントローラー
NVC-3000型02
ウォーターバス・オイルバス
SB-1300型、SB-1350型
OHB-1100型・OSB-2200型など05
インバーターダイヤフラム型真空ポンプ
DTC-31DC型03
冷却水循環装置
CCA-1123A型
CCA-1112A型
CA-1117A型
CA-1116A型
CA-1330型06
ダイヤフラム型真空ポンプ
NVP-1000･2000･2100型他
真空コントロールシステム構成
■NVC3000-PBXセット架台
