ドラフトチャンバーの下部にもすっきり

              CA-1330

・高さを抑えたクールエース、実験台下に収納できるビルトインタイプなので実験室のスペースを有効に利用できます。
・真空コントローラーとの接続でシステム周辺機器との連動が可能です。システム運転停止時は循環ポンプを停止し待機します。待機中は槽内の温度調節を行ないつつ、定期的に配管へ循環を行なうので、運転再開時にはすぐに使用が可能です。
・水系試料の場合はエバポレーター（N-1300型・N-1210B型シリーズ、試料フラスコ1L）とアスピレーター（A-1000S型）の各2台を、溶媒系試料の場合はエバポレーター（N-1300型・N-1210B型シリーズ、試料フラスコ1L）と溶媒回収装置（DPE型）の各2台を冷却できます。

・温度調節器自己診断機能、冷凍機オーバーロードリレー、冷凍機保護タイマなど安全対策にも配慮しています。
・ご要望により高圧ポンプ仕様、アラーム出力端子や記録計出力端子を装備したタイプ、温度上下限警報の設定値を任意に可変できるタイプも特注で承ります。お問合せください。

細部にわたる親切設計

• 通信端子でエバポレーターシステムと連動。
  真空コントローラー NVC-3000型との接続により、装置間（エバポレーター・冷却水循環装置・真空ポンプなど）の連動が可能になります。真空コントローラーを停止させると冷却水循環装置も停止（待機）し、エバポレーターの冷却器の冷やし過ぎによる結露を軽減します。

• 向きが自由に変えられる循環ノズル。
  
• 循環ノズルの向きは360°自由に変更できます。スムーズに変更できるのでチューブに掛かる負荷を軽減できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

•  工具、バンド不要のホース接続
  
• 保冷ホースを差し込むだけの簡単接続です。従来のようなバンドによる締付けや、締付け不十分による液漏れがありません。

 

 

 

 

 

 

 

•  着霜して溶けた水滴を簡単排水
  
• ノズル部は低温になるため着霜し、これが溶けて水滴ができて滴り落ちます。そのため、この水滴を受け、本体下部にドレンチューブで排水できるようにしました。

 

 

 

 

• エバポレーター側ともワンタッチ接続
  ロータリーエバポレーターの循環ホース口も、CA-1330型と同様のホース口になっている場合、オプションのワンタッチ保冷ホースセットで簡単に接続が行なえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

• 操作部の角度の調節が可能
  
• 実験台の下に置いても、角度を任意に調整できる操作性、視認性に優れたコントロールパネルです。

 

• 水位計を装備
  
• 内部水槽の水位が確認できます。

※ 性能は室温20℃、上水、定格電源電圧、50Hz、無負荷時での値です。
※ 冷却能力は表示能力の±10％です。
※ 外部循環能力は表示能力の±10％です。
※ 室温35℃時の冷却到達温度は－10℃です。
※ 液温を10℃以下に設定する場合は低温用熱媒体を使用してください。
※ （　）内の寸法は突起物を含みます。
※ 純水は循環できません。純水などを循環する場合は、こちらの装置をお選びください。
※ 設置の際は製品の両側面はふさがないでください。片側をふさいだ場合は冷却能力は10％程度低下します。

• 冷却能力曲線

  

  ※冷却能力は表示能力の±10%です。
  ※表示能力は装置単体での能力です。
  ※机の外に設置した場合に比べ、机の下設置時は最大で約14％程度、冷却能力が低下します。特に－20℃時は約25％程度、冷却能力が低下します。
  ※実験台下設置条件　机面に対し、装置背面5cm、上面3cm、右側面40cm、左側面を机面で塞いだ条件で測定しました。

• 外部循環能力曲線