エアジャケット式の低温恒温器、対流方式の変更も可能

• ■恒温培養をするための温度調節は庫内とは離れたエアジャケット内で行ないますので、安定した温度分布・制御が可能で、乾燥した空気による試料へのダメージを抑えます。さらにON-OFFできるファンも装備していて、用途に合せて強制対流方式としての使用もできます。
  
  POINT　選べる対流方式
  
  庫内対流方式を選べます。
• 自然対流方式：乾燥しやすい寒天培地による培養、コンタミを抑えたい時など。
• 強制対流方式：温度分布を優先する時、乾燥がない試料、温度上昇・下降を早めたい時、振盪培養時など。

• ■温度調節器は独立した過昇・過冷却防止器を装備しています。
  
  
  過昇防止器は30～70℃、過冷却防止器は0～40℃の範囲で設定できます。
  
  POINT　細部まで配慮した安全機能
  温度調節器自己診断機能
  （ドア開放、上・下限温度、センサ、温調不能、停電、冷凍機過負荷、ウォッチドッグ）
  漏電・過電流ブレーカ
  可変式独立過昇・過冷防止器
  過熱防止サーモスタット
  冷凍機保護タイマ
  ヒューズ（サービスコンセント用）
  
  
• ■着霜を抑えた構造なので、CONT.モードでもデフロストをかけずに長期間の連続運転（2カ月、約1500時間／設定4℃）が行なえます（使用状況により若干異なります）。
  
  
• ■サービスコンセントを装備し振盪機などによる培養も行なえます。
  
  
• ■タイマ機能（オートスタート、オートストップ）を標準装備、作業時間の効率をアップします。
  
  
• ■1ステッププログラム機能は培養終了後、保存温度へ移行します。24時間周期プログラム機能は、昼夜運転・繰返し試験が行なえます。
  
  
• ■棚板は取外しが可能なので庫内清掃が容易です。
  
  
• ■付属の鍵穴付ハッチクリップにより、ドアは市販の鍵（南京錠用穴径6.5㎜）で施錠できます。
  
  
• ■左右開きドア
  
  ドアは左または右開きに付替え可能です。設置場所を選びません。