■設置時のご注意

制御条件や使用条件により配管内で溶媒が液化した場合に装置を保護するため、真空制御ユニットは減圧容器、ダイアフラムポンプより高い位置に設置してください。また、設置位置が高い場合でも配管は真空制御ユニットより低くしてください。

配管内で溶媒が液化し制御弁に留まると、制御弁の劣化を早め制御できなくなる恐れがあります。

設置位置が高い場合でも配管は真空制御ユニットより低くしてください。 |
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設置スペース上どうしても上記の設置ができない場合
例)減圧容器と制御用電磁弁(真空制御ユニット)の間に廃液トラップを設置してください。廃液トラップの設置位置はできるだけ真空制御ユニットとの配管が短くなる場所にしてください。
※廃液トラップは別売です。 |
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溶媒回収ユニット DPE型など廃液トラップが付属されている場合があります。 |
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■使用後のご注意

使用後はクリーニング動作を行なってください。
※クリーニング動作に関する詳しい内容はお手持ちの製品の取扱説明書「操作後の処置:使用を終了する場合」の項をご参照ください。
※クリーニング動作を行ないませんと、センサや電磁弁の劣化が早まりますので必ず実行してください。

NVC-1100型 |
手動でのクリーニング動作 |
NVC-2000・2000L型、
NVC-2100・2100L型
DPE-1120・2120型、
DPE-1110・2110型 |
自動でのクリーニング動作
※クリーニング動作を途中で強制終了しますと誤動作を起こす恐れがあります。 |
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■制御用電磁弁(CV-1型、CV-2型)の清掃方法



制御用電磁弁 CV-1型、CV-2型 |
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真空制御ユニット(NVC-2000・2100型)とセットで使用する制御用電磁弁(CV-1型、CV-2型)の清掃方法についてお伝えます。

下記のような症状の場合に制御電磁弁の清掃が必要になります。
・真空制御がうまくいかない。
・設定値に対して真空度が安定しない。
・濃縮時間がいつもよりかかる。

※制御電磁弁は右記のような状態が起こる可能性があります。清掃には十分にご注意ください。 |


ダイアフラム部分・本体下部の樹脂部分に傷を付けないでください。
清掃時に、傷をつけてしまいますと真空度が悪くなる恐れがございます。
※特にダイアフラム部分・本体下部の樹脂部分に傷を付けてしまいますと、減圧不良を起こす可能性がありますので、分解掃除をされる場合は部品の取扱いには十分ご注意ください。
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